イベント
『文壇バー木馬暮(きまぐれ)』は
不定期で開催される飲食イベントです
【会場】
ナドニエ
【時間】
12:30~15:15
【料金】
※ひとりあたりのお値段です
1名8,500円/2名@8,000円
3名@7,500円/4名@7,000円
※事前決済は@500円引き※
【料金に含まれているもの】
料理5品+飲み放題
木馬暮では日常茶飯事のハプニング
【有料オプション】
文豪に借金を頼まれる
文豪に奢る 等
遊び方
お料理やお酒(ソフトドリンクやノンアルカクテルもあります!)を楽しみながら、ときどき起こる文豪エピソードを基にしたハプニングを遠巻きに見たり、巻き込まれたりします。
<勝手に起こるハプニング>
●過去例1:太口が檀田と豪遊してツケをためた旅館に「東京に金をとってくる」と壇田を置いたまま帰ってきてしまった。太口をさんざん探し回っていた壇田はバーで飲んでいる太口を発見し、怒鳴り込んでくる。
●過去例2:室原が売れてる作家に絡んだ挙句に、屁理屈を並べ立てて金を貸してくれとしつこく頼んでくる。
●過去例3:お気に入りの女給を人気投票で1位にすべく金をつぎ込んだ菊崎を永島が「遊び方がダサい」と笑い、一触即発になる。
※文壇バーには女給はおりません。
※当日のメンバーによりハプニングは変わります。
<有料オプション例>
『文豪に奢る』1,000円
スタッフを呼び、奢りたい相手を伝えると(名前のかかれた紙にチェックして渡す)、文豪に「あちらのお客様からです」とウヰスキーが届きます。
『文豪に借金を頼まれる』5,000円
文豪に借金を頼まれます。口説くように、必死に、上から目線で、図々しく…等、どう頼まれたいかは選べます。
登場人物
『文壇バー木馬暮(きまぐれ)』には、様々な文豪や編集者たちが、常連としてやってきます。常連の文豪たちは実在する文豪(たまに文豪以外)が2名以上組み合わさって生まれた架空の文豪たちです。誰と誰が組み合わさっているかを想像してみてください。
編集者もモデルがいます。実際のイベントでは、登場人物たちの中から4~6名が登場する予定です。
あくまでも実在した文豪たちの要素を持っている別人(架空文豪)ですので、その点をご理解の上、お楽しみいただけると嬉しいです。
紋江子
もえこ
文壇バー『木馬暮』のママ。面倒見がよく、常連の好み(弱み)は知り尽くしている。文豪たちの作品にもたびたび登場するなど、常連たちと広く浅く付き合っている。本命はいるようだ。
檀田一閒
だんだいっけん
強面だが普段は穏やか。怒ると怖い。太口の最大の理解者であり親友だが、振り回されがち。飼い猫のタマがいなくなったときは半泣きで探し回ったという一面もある。
宇山三千代
うやまみちよ
菊崎の妻の妹であり、菊崎の愛人。執筆業・女優業・着物デザイナーと多才だが、自由奔放で我儘で周囲を振り回す。恋多き女。
徳津秋郎
とくつあきお
情景が浮かぶリアルな文章力は高く評価されているが、実在の文化人をモデルにしたり、エピソードをもとにするため、トラブルも多い。
川光利成
かわみつとしなり
世界的な文学賞を受賞した大御所、芥原賞の審査員。硬派に見えて女好き。強い目力で全てを解決しようとする。金銭感覚がおかしい。
横城正幸
よこしろまさゆき
“博陽堂”の編集者。夏戸川に半ば騙されての上京。探偵雑誌を創刊、編集長になる。のちに自身も探偵小説を書くようになるが、まだ先の話。
野村文夫
のむらふみお
“新流社”の編集者。太口・檀田・夏戸川を尊敬しているが、愛人への連絡、甘味の買い出し、ツケの支払いなど、面倒なことを頼まれがち。
山田・田中・鈴木
やまだ・たなか・すずき
“鳳明出版社”の編集者。常に先生(の原稿)を第一に考えている。手が足りない時はママのお手伝いをしたりする。写真は山田。
菊崎寛一郎
きくさきかんいちろう
出版社“文藝四季”の創業者であり、芥原賞を創設した文壇の大御所。偉そうだが、実は強い女に罵られるのは嫌いじゃない。従順な妻に満足できず、奔放な妻の妹、三千代にいれこんでいる。
室原啄也
むろはらたくや
カフエーや飲み屋でツケをため、友人知人に借金をしまくり、初めて会った人にも平気で金を無心する。酒場の隅でずっとくだをまいていて、喧嘩を売ってくることも。
柳田静蓮
やなぎだじょうれん
20以上離れた大富豪と半ば騙される形で結婚。密かに書き溜めていた短歌の秘められた情熱に惚れ込んだ太口と許されぬ恋に落ちる。
小泉鏡雲
こいずみきょううん
海外生活が長く、幻想的で神秘的な文章を英語と日本語で綴る。師である尾田紅露を尊敬を越えて崇めている。犬と雷が怖い。
夏戸川漱歩
なつとがわそっぽ
英国留学を経て帝大講師になるも精神を病み退職、探偵業の傍ら執筆した探偵小説がヒット。自宅に火曜会と称し若手が集う。甘いものが好き。
新藤卓
しんどうすぐる
“文藝四季”の編集者。弱小出版社を見下しがち。のちに多くの人々に恐れられる四季砲を生むが、まだ菊崎やその周囲に振り回されている。
波野ハル子
なみのはるこ
“中心言論社”発行『淑女言論』編集者。どんな気難しい作家もハル子の頼みなら引き受けるというが、心を読めぬ永島が気になり始めている。
太口安治
たぐちやすはる
女癖が悪く、借金ばかりしている。部屋が汚い。才能はあるが、思いつめて、クスリや酒に逃げがち。芥原朔之介が好きで、亡くなったことを知ってから情緒不安定。芥原賞がとにかく欲しい。
永島武風
ながしまむふう
ボンボンで、金払いもよく、遊び上手。偉そうなくせにすぐ女にいれこむ菊崎を「下品な田舎者」と馬鹿にしていてる。派閥に属さず、妻帯もせず、自由を謳歌している。
岡林かの美
おかばやしかのみ
有名な女流文豪だが、人前には滅多に出ない。小説のために様々な職を経験。現在はフミと名乗り、カフェーの女給として働いている。
久藤春正
くどうはるまさ
交流関係が広いが、癖の強い友人たちに振り回されては流れ弾に当たる苦労人の面もある。芥原賞審査員。菊崎の妻を巡り、ひと悶着。
井田鱒之助
いだますのすけ
大阪在住なのにしょっちゅう太口に東京に呼び出され、文句を言いながらも来る。生き生きした庶民の暮らしを面白可笑しく描く。
福田雄太
ふくだゆうた
“中心言論社”発行『淑女言論』の編集主任。売り上げを伸ばすが火種も生むキャッチコピーが得意。口八丁手八丁の世渡り上手。
栃上慶美子
とちがみけみこ
文筑書房の編集者。室原の良き理解者。純文学や詩・俳句・短歌の韻文学をこよなく愛し、埋もれた韻文学の発掘を使命とする。